浮気調査はセルフで可能なのか?
浮気調査ひとりでできるもん!
この記事では平均的な一般人が浮気調査を独力で実行可能か考察する。
無理は承知の上。全部は無理でも自力で出来る部分を積み上げれば形になるのでは?と考える。
探偵のように全ての過程を完璧にこなさなくても、結果が同じなら同等の価値と見て良いはず。
浮気調査と言えば探偵だが、日本の探偵は公の資格を持っているわけではない。彼らも一般人である。
それなら両者で差が出る部分はどのあたりか?思い付くのは経験、道具‥‥
まずは現実を知るために探偵と一般人、彼我の戦力差を比較していく事にする。
探偵と自力の浮気調査を比較して出来る事・出来ない事
浮気調査や身辺調査を生業とする探偵。
彼らはマニュアルを身に付け実践経験も積んだプロであることは当然理解している。
バイクや車両、暗視カメラなどの機材類も豊富で、複数人で手分けして尾行追跡が出来る。
そして何より面が割れていない。
たんてい LV99
そうび
- デジカメ
- ビデオカメラ
- 暗視カメラ
- スパイカム(小型偽装隠しカメラ)
- 車/バイク
- GPS
- 録音機
- 無線機
- パーティメンバー(プロ探偵)
対して素人が一人で調査する場合はどうか?
道具は当然無い。カメラはスマホ、夜間はフラッシュ撮影(笑)。
低価格のボイスレコーダーなら買えるかもしれない。
バイクや車が用意できる人もいるが、こちらは一目で身バレする危険性がある。
徒歩での尾行は少しでも視界に入った時点でアウトという、スネークも真っ青の超難易度。
されづま LV35
そうび
- スマホ
- ボイスレコーダー
- 自転車
- メガネ(変装用)
- マスク(変装用)
- 帽子(変装用)
- くじけぬこころ
やはり装備の差はかなり大きい。
調べてみると探偵社はかなりの量の撮影機材を保有し、いつでも使えるよう車両などに準備しているようだ。
一般人の場合、撮影や録音の分野で無力なのがきつい。
さすがに夜間のフラッシュ撮影は出来ないし、昼間はそもそも接近することが難しい。
高倍率ズームのカメラが用意出来ても、撮影したい時間帯は主に夜間である。
裁判や慰謝料請求でメインの証拠となる写真・動画だが、これに関しては妻や夫、恋人関係にある人間が撮影するのは諦めた方が良さそう。
尾行のハードルもかなり高く、単身で追跡しても高確率でバレてしまう。
一度でも追跡がバレてしまうと身辺を警戒されるようになり、証拠集めは絶望的となる。
だがしかし、セルフ浮気調査で実行可能なことはたくさんある
直接的な写真・動画は厳しいが、浮気の事実確認やその他の証拠を集める事は可能であるはず。
私の知り得る知識と経験を総動員して、誰でも実行可能な調査をピックアップしていく。
スマホを調べる
浮気の痕跡が残りやすい最大の狙い目はやはりスマホである。
浮気相手がいるならメールやLINE、SNSで連絡を取っている可能性は非常に高い。
問題はロック番号、スマホを手放さない場合だろう。
特に浮気を始めるとスマホを肌身離さず持ち歩くようになることが多い。
寝ている時など、チェック出来るタイミングは限られる。
ロックの番号は誕生日などの分かり易い番号であることも多いので、近しい人間であれば結構簡単に解除できたりする。
スマホの中身は個人情報の塊なので、浮気のあるなしを判断するにはもってこいではある。
勢いあまって未読に既読を付けたりしないように。
注意点としては、スマホなどを盗み見るとプライバシー権を侵害する可能性がある。
メールやメッセンジャーの送り主と持ち主の両者のプライバシーに該当し、証拠が残れば民事で訴える事は一応可能。
慰謝料請求などで事を構えるつもりがあるなら気を付けたい。
後はSNSにログインしたり浮気調査アプリなどを無断でダウンロード/インストールしないように。
「不正アクセス禁止法」「不正指令電磁的記録に関する罪」に問われる可能性がある。
こちらは刑法なのでシャレになりません。詳しくは関連記事で。
>関連記事 浮気調査アプリ/GPS追跡アプリを使うと犯罪になるってマジ!?
出費・出金のチェック
こちらも非常に浮気発見率の高い調査方法。
浮気をするには相応のお金が掛かる。
それもあらかじめ用意したものではなく、突発的なものがほとんど。
- 食事代
- 施設入場料
- プレゼント類
- ホテル代
- タクシーなどの交通費
ターゲットが浮気しているなら、出金明細を調べれば不自然な出費がぼろぼろ出てくる。
クレジットカードや個人名義の口座などを調べると良いだろう。
後は家に送られてくる請求書や領収書に不自然なものが紛れていないかチェックする。
財布の中身を調べる
財布の中身で見たいのは、金額の増減と領収書です。
マメにチェックし、大きく金額が減っている日にちや曜日をメモしておく。
繰り返し調べるうちに浮気をしているタイミングが把握できるようになってくる。
決定的な証拠をピンポイントで押さえるための準備をしておこう。
そして領収書は言わずもがな、どこに行って何をしたかがハッキリ分かる証拠。
- 1人では行かないような場所に行っている
- 洒落た場所で食事をしている
- 女性向けの販売店のもの
- 仕事帰りにタクシー?
- ラブホテルの領収書
ぱっと見ただけでは何の店なのか分からない領収書は特に怪しい。
ネットで社名を検索すると事業内容が把握できることが多いので、使い道を調べよう。
相手こそ特定出来ないものの、ラブホテルの領収書は決定的な浮気の証拠となる。
何かしらの行動を起こすつもりなら絶対に保管しておきたい。
SuicaやICOCAなどの交通ICカードの履歴
ターゲットが公共交通機関を利用している場合に効果てきめん。
どこから乗ってどこへ移動しているのか丸分かりです。
日付も分かるので他の痕跡と合わせてかなり明確に足取りを追える。
履歴を調べる手段は2種類。
- 駅の券売機で履歴を印刷する
- ICカードリーダーを使う
①は現物が必要であり、借りる口実が必要になる。
履歴は20件程度しか残らないことが多く、毎日の通勤であっという間に痕跡が流されてしまう。
②が現実的であり、おすすめ。
ICカードリーダーにはUSB接続型の機器とスマホのアプリがある。
USB接続型のICカードリーダー
家電量販店やアマゾン・楽天などのネットショップで買える。
パソコンに接続して使う機種、iPhoneなどのiOS機器に接続して使う機種がある。
対応ICカードは製品によってバラバラだが、有名どころには基本的に対応している。
物によっては「Edy」「WAON」などの電子マネーにも対応可能。
ネットショップで買う方が相場は安い。(1000円~3000円くらいで買える)
だがパソコンやICカードにあまり詳しくなく不安があるなら、家電量販店で聞いて選ぶ方が無難。
ターゲットの持つ交通ICカード/電子マネーカードの名前、パソコンやiOS機器の有無を店員に伝えれば、使用可能な機種を見繕ってくれるだろう。
スマホアプリのICカードリーダー
かなりお手軽に履歴を調べることができる。
スマホにアプリをインストールしてカードを読み込むだけなので簡単。
無料のアプリで十分です。使いやすい無料のICカードリーダーを紹介しておく。
マルチICカードリーダー - ICカード残高確認アプリ
< iPhone7以降対応 >
- 多くの交通系ICカードや電子マネーカードに対応。
- 履歴が端末に保存されるので後でゆっくり確認作業ができる。
ICカードリーダー ~Suica 残高チェッカー~
< Android対応 >
- 主要な交通系ICカードや電子マネーカードに対応。
- 履歴が端末に保存され、見やすい画面で時系列も分かり易い。
隠し録音・隠し録画
最初に言っておくと、なかなか上手くいかない。
ボイスレコーダーの類は市販されているものだとクリアな音声を拾うのは難しい。
基本的に目の前に置いて使うものであり、隠して設置するとノイズと遮蔽物で何を言っているか聞き取りづらい。
製品のグレードによるので一概には言えないが、あまり当てにはならないだろう。
録画の方はと言うと、最近はいわゆる「見守りカメラ」のようなwifiリモートカメラが安価で手に入る。
小型で死角になるような位置に置けば遠隔監視できるが、そもそも既婚者が自宅に浮気相手を連れ込むとは考えにくい。
既婚ではない恋人の寝室などに隠しカメラを設置するのは犯罪となる可能性も高く、モラル的に見てもアウトだろう。
超小型でwifiを必要としないビデオカメラもあるにはある。使いどころがあるとすれば車内への設置。
だが助手席が映るような角度で、且つカメラが分からないように隠すにはかなりの工夫が必要だろう。
素人が簡単に取り付けて上手くいくとは思えない。
おすすめはしないが、色々な偽造小型カメラが販売されているのでダメ元でチャレンジしてみるのも良い。
ただし、撮影には失敗してもいいがカメラの存在は絶対に気付かれないように。
GPSで位置や経路を監視する
GPSの位置情報を取得してターゲットの足取りや現在地を追う。
手段としては以下の3通りだろうか。
- 携帯電話のGPS
- 車載GPS
- カバンなどに隠して入れる
携帯電話のGPS
上にも書いたがターゲットの携帯電話に無断でGPS追跡アプリをインストールするのはやめておこう。
肌身離さず持ち歩く携帯電話なので効果は折り紙付きだが、刑法に抵触するような真似はおすすめできない。
持ち主に許可を得れば問題ないが、どんな口実をつけたところで浮気中のターゲットが了承するとは思えない。
逆に浮気を疑っていることを表明しているようなものである。
車載GPS
ターゲットとあなたが夫婦関係であり、車が共有の財産であるなら、かなり効果的な方法のひとつ。
カメラとは違い見える場所に配置する必要もなく、バレるリスクはかなり低い。
それこそ車両の底だろうがトランクのマット下だろうがどこでもOK。
ネットショップで安価なものを買うか、レンタルで探偵が使うプロ仕様のGPSを借りると良い。
カバンなどに隠して入れる
普通にカバンの隅っこに張り付けたりポケットに入れるとまずバレる。
私もビジネスバッグを愛用しているが、認印や必要な書類を探して引っ掻き回すことがよくある。
そんなところに見慣れない機械が混入していたらすぐに気付くだろう。
もしやるなら2重底などの高等テクニックを駆使して、手触りで分からない位置に隠す必要がある。
まとめ:浮気の事実確認は自力で十分に可能!
自力調査の長所と短所、自力で出来る部分をまとめました。
セルフ浮気調査は可能なのか?というテーマでしたが、結論は‥‥
- 浮気をしている・していないを判断する→○
- 浮気を裏付ける状況証拠集め→○
- 裁判・離婚調停・慰謝料請求に使える証拠集め→△~✖
こうなりました!
決定的な撮影証拠以外は自力でたどり着けると結論付けます。
極力バレるリスクを回避しながらでも、上記の方法を試していけば浮気のあるなしは明らかになるはず。
浮気が無さそうなら万事解決、残念ながら浮気が濃厚の場合は改めて今後の方針を考えよう。
裁判・離婚調停・慰謝料請求に使える強い証拠を集めるには?
浮気(不倫)で第三者に対して証明能力を持つ有力な証拠とは?
ズバリ「肉体関係が証明できる証拠」です。
【肉体関係を示す証拠】
- 浮気の自白の録音
- 自白書
- 肉体関係を示す物証
自白の録音または自白書
ターゲットの自白を録音すればそれだけで証拠となる。
相手側にも賠償を求める場合には浮気相手の自白も必要となる。
片側だけの自白では信ぴょう性を争われる可能性がある。
自白書も同様であり、これだけで証拠となり得る。
ターゲットが書いた自白書に浮気相手の署名が入れば、同意したと見なされる。
肉体関係を示す物証
肉体関係が明らかな写真や動画。
ホテルへの出入り、浮気相手宅への外泊、性行為やそれに近い写真や映像など。
客観的に見て肉体関係が明白であるなら他の証拠でも良い。
直接的な表現のメールなどを複数回やり取りしていたり、ラブホテルの領収書など。
写真や動画ほどの立証能力は無いが、複数合わせれば認められやすい。
証拠能力に不安がある場合は、探偵や興信所に依頼して物証を手に入れよう
あらためて探偵に依頼する場合でも、セルフ調査の努力は決して無駄にはならない。
重要な要素である、浮気する曜日やタイミングの傾向が掴めているはず。
浮気現場の日時を特定したり、自身に隙を作ることでタイミングを誘導すれば格安料金で済ませる事も可能となる。
そのあたりをまとめた関連記事も参考にしてください。
>関連記事探偵に無料相談するならココ!探偵社を徹底比較!【2020年最新】
>関連記事格安で探偵に浮気調査を依頼できる!方法まとめ【完全公開】
以上になります。
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