パートナーの浮気を発見したらあなたならどうしますか?
もし愛想を尽かして別れてしまうなら、残念ではありますが後腐れなくスッキリ終わるのも事実ですね。
とはいえ既婚であり不倫である場合には簡単に離縁に踏み切るのは難しいです。色々と。
独身のお付き合い関係であったとしても、あなたが別れたくないと思うのであれば自分の気持ちに正直になるのが正解だと私は考えます。
浮気を許し、再構築に至るのは簡単でなく時間も掛かりますが、あなたとパートナーに協力する意思さえあれば確実に実現できます。
そのあたりは別記事にまとめましたので今回は棚上げにします。この記事で取り上げるのは「浮気相手をどうするか」についてです。
あっさり引き下がってくれる人ばかりなら良いのですが、これがなかなかに厄介です…。しつこく食い下がる相手にどういった対処をするのが正解なのかを記事にまとめました。
この記事の内容
- まずはパートナーの態度をハッキリさせよう
- 浮気相手に諦めさせる方法3選
- 相手の身元・住所・親元などが分からないときの調べ方
- どうしてもうまくいかない時の最終手段
まずは浮気相手の前にパートナーに選択を突きつける
これは大前提ですが、パートナーと浮気相手が頻繁に関わっている状況では相手に諦めさせるのは難しいです。詰め寄られて話を聞き流しているだけでもダメですね。
会っていなくても相手からのLINEやメールに普通に返信しているようでは話にならないでしょう。
パートナーは自分の意思で関係を持った手前、浮気相手に強く出たり冷たくあしらう事には抵抗があるかも知れません。ですがそれは自分勝手で無責任なエゴです。
今の夫婦関係や交際関係を維持したいのであれば、あなたの意向に黙って従うのが筋というものです。
パートナーに容赦の無い選択を突きつける必要があります
諦めの悪い浮気相手と縁を切らせるのは非常に骨が折れます。浮気があなたにバレたことを知ってなお関係を続けようとしている人間です。
なりふり構わず縋り付く相手に、理由や拠り所を与えて後押ししてしまうと長期化します。最悪の場合、縁切りに失敗して水面下で関係が続きます。
よってパートナーにはあいまいなスタンスではなくハッキリと選択させる必要があります。
- 黙って言う事を聞く
- 責任を取って去る
この2択です。
別れたくないパートナーにこの選択を突きつけるのは勇気が要りますが、あなたや家庭を選択している限りは言う事を聞いてくれるでしょう。
「諦めない浮気相手」は本当に厄介で手強いです。あなたもパートナーも気を引き締めて取り掛からないと事件になりかねません…。
浮気相手に諦めさせる方法
浮気相手に諦めさせる方法は大きく分けて3つあります。
- 慰謝料請求で黙らせる
- 接触を断つ
- 浮気相手の配偶者または親に話をする
この3つについて説明していきます。
方法① 慰謝料請求で浮気相手を黙らせる
あなたとパートナーが既婚または婚約している場合、慰謝料請求は最も効果が高い方法です。大抵の人はこれで近寄らなくなるでしょう。
請求できる金額も多く、金銭的なメリットもかなりあります。
慰謝料を請求できる条件と手順については下記の記事をどうぞ。
関連記事浮気相手に平和的な復讐を!上手に慰謝料を請求する手順を教えます
多額の慰謝料を請求されてもまだ付きまとう怪物なら、更なる別の手段を取ります。
方法② 浮気相手との接触を完全シャットアウト
浮気相手との話し合いで考えを変えてもらう方向性は捨てましょう。ほとんど効果は無いです。そんな人ならとっくに身を引いてます。
あなたもパートナーも浮気相手との接触を完全に断ちます。たとえ言葉尻で迷惑だと伝えていても、パートナーとの接触が続いている事自体が諦めない原動力や燃料となってしまうからです。
更にあなたと浮気相手との直接の接触は浮気相手を強く刺激します。思い詰めた相手は何をするか分かったものではありません。危険です。
- 直接会う
- 電話
- LINE
- メール
全てを遮断しブロックして放置しましょう。大きくモチベーションを削ぐことが出来ます。
少し時間は掛かりますが確実に効果があるでしょう。
但しやっかいな例外パターンもあります…。
- パートナーと浮気相手の職場が同じ
- 浮気相手がパートナーに「夫/妻/恋人」がいることを知らなかった
パートナーと浮気相手の職場が同じであるケース
職場が同じであると接触を断つのは非常に困難です。
方法としては部署や勤務地を変えてもらうしかありませんが、必ずそれなりの理由を会社に伝えなくてはなりません。
ですが浮気/不倫を理由に転属を志願するのはおすすめしません。会社員として大きな減点対象になるからです。
- パートナーの人格が疑われ、管理職に就任しづらくなる
- 異性の社員や上司に毛嫌いされる
- 特に社員同士での不倫騒動は致命的な傷になる
デメリットが大き過ぎますね。転職した方がまだマシなんじゃないでしょうか。
同じ会社で同じ仕事に携わっている限り、浮気相手を無視することも出来ません。
仕事とプライベートをキッチリ分けた態度で壁を作るしかありませんが、長期化を危惧するなら別の手段も取りましょう。
浮気相手がパートナーに「夫/妻/恋人」がいると知らなかったケース
このケースにおいてパートナーが浮気相手に詰め寄られるのは当然と言えるでしょう。納得出来ませんしすぐには切り替えも出来ませんよね…。
「諦めきれない」とは別の方向性で揉め事になったり長期化するおそれがありますので、すぐに謝罪させましょう。
パートナーが事実を隠して逃げ回っている可能性がありますので、必ず白状させてください。
注意
特にパートナーが夫であり不倫関係であった場合、結婚適齢期の娘が巻き込まれた親の怒りは相当なものですし、会社に乗り込まれたり近所に触れ回られたら社会人として致命傷になります。
浮気相手がカウンセリング受診・引きこもりなどになる可能性まであります。
後手を踏むと取り返しの付かない大事にまで発展しかねないので、必ず先手を取って謝罪しましょう。
方法③ 浮気相手の配偶者または親に話をする
浮気相手に言っても無駄なら、浮気相手に影響力のある人間を動かすしかありません。
既婚者同士の不倫、いわゆるW不倫であるなら浮気相手の夫/妻に、相手が独身であるならその親と話し合って解決します。
身元や親元を調べる必要はありますが、話し合いが出来れば以後の抑止力にはかなりの期待が持てます。
浮気が発覚してなお関係を続けようとするその執着心、放っておくと事件になりかねません。
不幸や面倒事を回避するためにも、それぞれに近しい立場の人間同士で協力するのはお互いにとって大きなメリットがあります。
あなたの説得では刺激にしかなりませんし、パートナーの説得では裏切りにしか感じないでしょう。冷静になって話を聞ける相手に説得してもらうのが一番ですね。
浮気相手の妻/夫に不倫の事実をリークする場合には先方で問題が起きますが、それはあちらの二人の問題です。根本的な解決をするためにも話し合いはするべきです。
双方から監視・様子見が出来て再発防止がスムーズに出来るのも良い点です。
浮気相手の身元・住所・親元などが分からない時の調べ方
主な方法はこの2つですね。
- 浮気相手の住民票の写しを取得する
- 探偵または興信所に依頼する
浮気相手の住民票を取得する
親元を調べる際、浮気相手の名前・住所・生年月日などが分かっていれば本籍特定のために住民票の写しを取得申請することは可能です。
ただし、法的に正当な理由がないとまず認められません。自治体によって違いはありますが浮気相手の実家を知りたい、では難しいでしょう。
「慰謝料請求のため」として申請すれば認められる自治体もありますので、住んでいる地域の役所で確認してください。
探偵または興信所に依頼する
現実的で確実な方法はこちらですね。
勤め先から帰宅する、学校から帰宅するところを尾行してもらえばすぐに住所は割れるでしょう。時間も大して掛からないので費用も比較的安いです。
身辺調査や素行調査などを含めて調査依頼すると長期化し高額になりやすいので必要なものだけに絞りましょう。
探偵が実家を調べる方法も色々ありますが、費用がそれなりに掛かる場合も多いです。相談して見積もりを取ってから検討しましょう。
どこの探偵社でも扱ってくれる案件ですが、近くの探偵社を検索するなら【タントくん】がおすすめです。
どうしてもうまくいかない時の最終手段
何をやっても懲りない、どれだけ言っても付きまとわれる困った事態の場合、いよいよ警察に頼る必要が出てきます。
- ストーカー被害の被害届を出す
- ストーカーの処罰を求める刑事告訴を行う
刑事告訴の手続きは複雑で弁護士がほぼ必須となりますので、被害届が現実的でしょう。
被害届/刑事告訴は犯罪が確実であると判断されないと捜査/受理されません。つまり証拠の提出などの確実な立件材料が必須になります。
世間一般でストーカー被害に対して警察が動いてくれないと認識されているのはこのためです。
警察に捜査をしてもらうための証拠集めはその道のプロに相談すればうまくいくでしょう。
まずはメール相談などで現在の状況を伝え、証拠の取得が可能かどうかを確認してください。
相談・見積もりまでは無料なので掛かる費用と相談して判断しましょう。
雑感
痴情のもつれは本当に怖いです。平和に暮らしていた民間人が刑事事件を起こすきっかけとなるのは大抵コレです。
日常生活から遠く非現実的で実感が湧かないものと思われがちですが、浮気事情に多く関わっていると驚くほど頻繁に見聞きします。
甘く考えずに念入りな対処をすることをおすすめします。
パートナーが誑かされ付きまとわれて悔しい・鬱陶しい気持ちはよく分かりますが、感情的な対応は努めて避けましょう。
単独で浮気相手に対応せず、第三者の力をうまく使って行動を制限することが重要です。
以上になります。
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