不倫は辛いけど、なかなか後戻りできない人もいる
たまたま好きになった異性が既婚者だった。
多くを求めずに交際を始めたが、気が付くとのめり込んでしまっていた。
不倫になると知りつつも、つい足を踏み入れてしまうこともあるでしょう。
恋愛に夢中になる傍ら、家庭や妻子という現実が立ちはだかってあなたを苦しめます。
初めから割り切った感情を持ち合わせた既婚者と違い、独身者の不倫は純粋な恋愛であることも多いです。
自身の純粋な感情と社会からの制裁・批判。
自分に正直に生きれば生きるほど、罪悪感に苛まれ、周囲の人間を不幸にするというジレンマ。
何かを得るために何かを捨てるのが世の常とはいえ、これではあまりに救いがありません。
ただ諦める・我慢するだけではない第3の選択肢があってもいいとは思いませんか?
不倫の辛さに終わりはありません
不倫の終着点にハッピーエンドはありません。
仮に不倫相手が離婚し、あなたと再婚したとしてもすっきりとした結末とは言えません。
不倫相手の家庭は崩壊し、妻子は不幸そのものでしょう。
もしそうなった時、あなたは不倫相手を心から信用することが出来ますか?
その後の夫婦生活で夫を疑わずにいられるでしょうか?
自分も同じ目に遭うんじゃないかと不安にならずに過ごせますか?
きっと両者共に大きなわだかまりを抱え続け、心に影を落とすのではないでしょうか。
と言ってもこれですら非常に稀で、ある意味恵まれたケースに入ります。
不倫の実情はもう少し辛く厳しいものとなっています。
不倫が辛い、その理由
なぜ自分が辛いと感じているのか、一度頭の中で整理してみると良いです。
知らず知らずのうちに無用なマイルールが混じっていたり、考えすぎていたりすることもあります。
不倫という恋愛には「自由」がない
不倫は不自由だらけです。
- 好きな時に会い、好きな時に話す
- 一緒に好きな場所へ行き、あるだけの時間を使う
- 周囲の人に紹介する、知人に共有する
- 自分の望みを思うまま口にする
これらは普通の恋愛関係であれば許されることばかりです。
むしろお互いに理解し合い、遠慮をなくし、より親密な関係に至るためのステップとなります。
不倫は非常に窮屈で制限だらけの付き合いゆえに、相応の辛さを感じさせます。
これらの制限は全て不倫相手の勝手な都合によってもたらされています。
不倫相手を悪者にしたくないという意識が働くと、答えの出ないストレス源となってあなたを苦しめ続けます。
日常的に罪悪感を感じる
他人の夫を盗むスリル、悲劇のヒロインを自分に当てはめて楽しむのも不倫の醍醐味と言えるでしょう。
しかし良心が全く無い人間はほぼ存在しません。
自身が得る充足感や快楽と引き換えに、不倫相手の家庭や妻子は不幸のどん底に落ちてしまうかも知れないと考えます。
いくら他人で恋敵とはいえ今の不倫関係にそこまでする価値が本当にあるのか?
暗い未来を知りつつも不倫関係を維持していることに迷いはないか?
どこかで自分を非難し、自身への疑問が残る限り、頭のモヤモヤが晴れることはありません。
将来の不安
先にも言いましたが、不倫の行き着く場所にハッピーエンドはありません。
不倫相手との再婚は色々と問題がありますが、まだ報われた結果でしょう。(ほぼ期待できませんが…)
現実的に考えればあなたの結婚適齢期はどんどん浪費されていきます。
基本的に不倫相手は一時の快楽やロマンスを求めているだけですので、あなたの将来には無関心です。
女性として幸せな結婚を望むのは至極真っ当なことですよね。
人生の大きなターニングポイントから自分だけが遠ざかっていくような不安を覚えるのも当然でしょう。
もうひとつの大きな不安は社会からの制裁です。
- 高額の慰謝料請求
- 裁判や弁護士など、大事になる恐怖
- 友人・知人・同僚のあなたへの態度の変化
- 関係者からあなたへと集まる憎悪と非難
- 近所やあなたのコミュニティに噂が広まり、居場所がなくなる
- 解雇やキャリアの挫折
救いの無い未来に焦りや不安を感じ、社会性の死とでも言うべき末路に怯える日々です。
純粋な恋愛感情が始まりであったとしても許してもらえることは無いでしょう…。
不倫相手への不信感
少し踏み込んだ話をすると、あなたは不倫相手に不信感を抱いているはずです。
お互いが承知の上での不倫関係ではあるものの、フェアな関係とは言い難いです。
どちらから言い寄ったにせよ、同じ立ち位置で交際するのが筋というものです。
家庭と妻子には手出し無用、事を公にするな、実現するつもりのない約束で問題を先延ばし。
これは「不倫関係における共有の枷」ではなく「一方的な自己都合による拘束」です。
不倫相手は全てを理解しながら「共犯者だから」という乱暴な理屈で不公平を強いているに過ぎません。
あなたに見せる良い顔と現実の非道さのギャップが、あなたを暗い気持ちにさせるのです。
不倫をやめる、辛くても我慢する、以外の選択肢
これだけ客観的な悪材料があったとしても、不倫をやめられない人はやめられません。
熱に浮かされたように、恋愛の高揚感や非日常的な快楽にのめり込みます。
分かっていてもやめられない、といったところでしょうか。
そこで提案ですが、いっそ浮気も同時進行してみてはいかがですか?
独身男性と浮気してみたら?
もちろん不倫男性に愛情を感じていることは重々承知してます。
始めるのは単なる"浮気"です。
選り好みもそこそこに適当な相手を見繕って浮気してみましょう。
浮気相手として選ばれる男性は少々気の毒ではありますが、独身同士の浮気は全然アリです。
まだ一人に定めていない、あくまで「相手探し」の段階です。
婚約もしていなければ長く連れ添ったわけでもありませんので、当然責任を感じる必要もありません。
他に異性がいることを隠すことに抵抗があるなら、全部バラした上でのお試し感覚のお付き合いでもOKです。
まあ不倫している時点で今更な感じはしますが…。
この状況での浮気には色々なメリットがあり、試してみる価値はあると思います。
視野が広くなる
人でも物でもそうですが、関わりが一箇所に偏ると、何かと固執してしまいがちです。
視野が広くなってみると、自分がなぜそこまでこだわっていたのか不思議に感じることがあります。
男は他にもいる、という当たり前の事を無理なく自然に再確認できるでしょう。
男性についての理解が深まる
新しいタイプの男性と交際を始めると、男性への理解が一段階進みます。
既婚者は女性の扱いに長けているが嘘が多い、若い人は直情的で分かりやすいなど。
その人の個性だと思っていた部分が実は年齢や妻/彼女の有る無しによる傾向だったと気付いたりもします。
冷静に相手を見定める目を持つことはあなたにとって必ずプラスとなります。
これは不倫だけに限った話ではないですね。
頭を冷やす機会になる
頭の中をいっぱいに占めていた不倫相手の濃度が薄くなると、良い冷却期間となります。
盲目的な考えが少し落ち着き、本質が見えてくる部分もあるでしょう。
頭では分かっていてもなかなか実行できないため、浮気は良い機会になり得ます。
自然な交際の気楽さを思い出す
たとえ浮気相手がイマイチでも(笑)、普通の交際で精神的に追い詰められることはないはずです。
ひとたび不倫から頭を切り離せば、自然で心休まる交際を思い出すことができます。
自分が今本当に必要としているのはどちらなのか、正しく判断する助けになると思います。
雑感
結論を言うと、独身の方は不倫関係から出来るだけ早く脱却した方が良いと考えています。
もちろんこれは私の個人的・ありきたりな意見です。
ですが不倫している独身者本人もきっと同じ考えではないでしょうか。
分かっていても離れることが出来ないから、悶々とした日々を送っているんだと思います。
浮気してみたら?は人によってはトンデモ発想かもしれませんが(笑)、少なくとも何かのきっかけにはなるんじゃないでしょうか。
ちなみに大した根拠はありません。
他の男が目に入らないなら浮気からスタートすればいいじゃない、くらいのノリです。
悲惨な結末や遅すぎる消滅を待つくらいなら、少々振り切った行動に出た方が状況の好転を期待できます。
自分を揺さぶってみる、という視点で何かひとつアクションを起こしてみてはどうですか?
以上になります。
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